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不定代名詞oneの訳し方 [英語学習]

京都大学では英作文と和訳しか出ません。
つい先日まで教えていた京大医学部受験の生徒の授業で
生徒の和訳と英訳を大量に見てきて
色々と教える側としても勉強になったことがあります。
以前に書きましたが
彼はマヨネーズをお茶と同じレベルで飲みます。
いつも授業中、傍らに置いて
チューチューやりながら授業を受けています。
試験で一番心配なことは
試験中、マヨが飲めないので頭が働かなくなる
可能性があることだと言っていました(笑)

和訳、英作を勉強するということは
日本とアメリカ、イギリスの文化の違い
を学ぶことである
ということです。
言語を学ぶ意義というのは
相手の文化を学び、自分の文化を客観視できる
ということが一番だと私は思います。

今日は、私の先日まで生徒だった…マヨちゃん
落ちたらまた生徒になってしまうので(笑)
金曜日の合格発表で受かって欲しいですが…
マヨちゃんと議論になった話題を書きたいと思います。
それは
不定代名詞oneの訳し方です。
マヨちゃんは
oneと出てくると、すぐに迷わず「人は」と訳してしまいます。
これは大きな間違えです。マヨって欲しいです。
英語では主語をハッキリさせたくない時にoneと書きます。
いくつかあっても数えたくない時にsomeというのと同じです。
英語は日本語と違って、単数、複数、主語などを
ハッキリとさせなければいけない言語です。
でも、色々と生活をしていて
主語をハッキリさせたくない時もありますよね(笑)
数もいちいち数えたくない時もありますよね(笑)
その時の便利用語というのが発達したんです。

日本語みたいに主語なしで通じる言語…
そう、私の父親から私に送られてくるメールには
主語が書いてあった試しがありません!
母親のことなのか父親のことなのか、正直
さっぱりわからない時もあるのですが…まあ
大体わかってしまいます、恐るべき日本人!
Why Japanese people?です(笑)

英語だと主語なしで書きましたら
命令文になりますしね(笑)
書かざるを得ないんです。

話は大きく逸れましたが
マヨちゃんもしっかり勉強してきているので
oneを不特定の一つのもの
という認識はありますし
それが人の場合もある
という認識まではあるんです。
でも、その「人は」で大きな問題が起こったことが
あります。それは、彼は「人は」に自分も入ることを 知らなかったんです。
それを私が発見した如実にわかる例というのが
いくつかあります。

There is a great disproportion between what one is and what
others think one is, or at least what they say they think one is.
欧米人のoneの使い方がわかりやすい例です。
これを
マヨちゃんは大体次のように訳しました。
「人が何であるかということと、他人がそれをどう考えているか
もしくは少なくとも他人がどう考えているかと語ることの
間には大きな不釣り合いがある。」

う~ん、何となく一語一語の訳はあっているかもしれませんが…
そもそも、この和訳だけ読んで何を言ってるか分かりませんよね…
これは全て最初のbetween what one is and what others think one is
の訳し方に問題があるんです。oneに「自分」が入っている認識が
ないからandでつながれていても訳せないんです。
直訳すると
正解は
「自分がなんであるかということと、人にどう見られているかということ
少なくとも人がどう見えるかといっているかの間には大きな違いがある。」
です。

本当は翻訳ならばor at least what they say they think one isのところを
日本語らしく変えるべきですが
それをやると採点官に、こいつは訳せてないからごまかしてるんじゃないか
疑惑というのを持たれてしまいます。
この辺の匙加減に慣れていくのも大切です。

このoneについてマヨちゃんは色々な誤訳を繰り返しました。
まあ、最終的にしっかり訳せるようになったので
今、笑い話で書けるのですが(笑)
ああ、こんなのもありました。
To the Anglo-Saxon even to smell one's food or wine in public
is an uncouth act.
マヨちゃんの訳は
「アングロサクソン人の間では、他人の食べ物やワインの匂いのを
公衆の面前で嗅ぐことさえ無作法な行為とされている。」

[がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)]
最初、これを読んだときは衝撃を受けましたが
ハハハハハ…これは傑作ですよね
流石にアングロサクソン人を馬鹿にし過ぎじゃないでしょうか。
その訳が正解だったら、この入試問題
多くのアングロサクソン人から抗議を受けます(笑)
公衆の面前で、人の食べ物の匂いを嗅ぐ
NGに決まってますよね。それを「嗅ぐことさえ」と書いてある
ことが更におかしいです(笑)
私がマヨちゃんの、マヨネーズの匂い嗅いじゃおうか!
とその時言った気がします。

読者の皆さんは
もうお分かりだろうと思いますが、正解は
「アングロサクソン人の場合、自分の食べ物やワインさえ人前で匂いを
嗅ぐことは無作法とされている」
です。

他にも一年間生徒と和訳、英作に向き合っていると
いろいろな発見があって面白いです。






英語で「失礼な」の使い分け [英語学習]

久しぶりにこのコーナーを書きます。
昨日二週間の疲れを背負いながら
三時間爆睡をしましたら
夢でぞっとして
思い出したんです。
英語のコーナーを書いてないぞ~っと。
でも
そんなこと言い出したら
他のコーナーも随分蔑ろにしてしまっていますが。
私の職業はブロガーではなく
プロ家庭教師なのでご勘弁いただければと思います。

まあ、そんなことを言ったら毎日読んで頂いている
1000名を超える読者の方に失礼ですが…
そんな失礼な私が
今日は英語で「失礼な」の使い分けについて書いてみたいと
思います。
多少強引ですが、うまく話がつながったでしょうか(笑)

英語で「失礼な」と言って思い出す単語は
rude,impolite,ill-mannered,uncivilくらいでしょうか。
この使い分けについて書いてみたいと思います。

rude…この単語はラテン語のrudis(生のraw)から出来ています。
   生の状態、昨今のpositive表現をすれば「ありのまま」という
   ことですが(笑)、そうではなく他人への配慮を書いていると
   いうことです。この語源を知っておくと
   crude…ありのままの、天然の、粗製の
   という意味も納得がいくと思います。
crude oilが原油という意味です。
ハーフタレントの売りでもある、礼儀知らずな発言、
あれがまさにrudeです。
目上の人にもため口、ありのまま過ぎます(笑)
   例文を書いておきますと
   It was rude of you to say such a thing to your seniors.
   先輩に向かってあんなことを言うなんて失礼だよ。

impolite…これはpoliteの否定語であることからもわかるように
    特に言葉遣い、態度などが社交上の礼儀作法に
適っていないことです。
    そもそもpoliteは「丁寧な」と訳されますが
ラテン語のpolitus「滑らかな」からできているように
人間関係を円滑にするという意味です。
それが礼儀正しい、思いやりのある、丁寧な、
文章が洗練されたなどの意味に
    なっているんです。
その逆がimpoliteなんです。
その行動がimpoliteだというのは社交上不適切だ、
ということです。
    例文を挙げておきます。
    She was severely criticized for her impolite reply.
彼女は失礼な受け答えをして厳しく非難された。

このrudeとimpoliteの違いがよく分かったでしょうか?
これをしっかり使い分けられると英語を語源から分かっている
感じがして素敵です。
残り二つは結構な悪口になりかねないので
普通あまり使いません(笑)
なら書くな!というお話ですが
まあ二つだと寂しいので書きます。

ill-mannered…これも行儀作法が悪いことに変わりはないのですが
     その原因が育ちの悪さや人生の経験不足にあることを
     暗示させます。
     例文は
     I didn't realize how ill-mannered I was.
     自分がどんなに礼儀知らずの人間だったか分からなかった。
     (今ならわかる、ということです。)

uncivil…これはcivil「市民の」civilization「文明」からも分かるように
    文明化されてない失礼さ、日常生活において必要な最低限の
    礼儀作法も弁えない、そもそも人としてどうなの?という
    時に使う単語です。動物みたいにガツガツ食べるねえ、みたいな
    時に使うのでしょうか…。激しい悪口になりますね。
    例文としては
    I couldn't stand his uncivil way of eating.
私は彼の無作法な食べ方に耐えられなかった。

こんな感じでしょうか…
関連語というのは今回特にないですが
似たような感じで使うものとして
impudent「ずうずうしい」があります。
これはちょっと固い単語でrudeと同じように通常年上の人に対して
ずうずうしい場合に使います。pudというのが「恥じて」という意味で
pudency「内気、はにかみ」
pudeur「遠慮、はじらい」
などがあります。

今日はこの辺で
See you [手(パー)]


英文和訳など [英語学習]

大学入試で英文和訳の占める割合は
伝統と格式を重んじる京都大学以外は
随分と減ってきました。

それでも
まあ
それなりに出ます。

英文和訳は
意訳か直訳か
ということを
私は毎年生徒に聞かれますが
和訳に
意訳も直訳も厳密にいうとありません。
当然
言語は一対一対応で示し合わせてできたものではなく
それぞれが独自に、勝手に作ったものなんです。
ですから、文化の違いで直訳ができないことなど
日常茶飯事です。
ですから、本来「直訳」というのはありません。
英語で書いてあることを
その内容を
日本文化である日本語で
内容が同じようになるように訳せばいいのです。
無論、日本語で読んだときに違和感のないような文章で。

言語間の文化の違い
例えば英語は代名詞を多用し
数詞もいちいち書かなければならないですし
名詞で出来た言語です。

日本語はその逆です。
代名詞はあまり使わず、しばしば主語を自由に省略し
時制もあいまいに書き、数についてはごちゃごちゃ言わない
動詞でできた、述語的言語です。

ですから、この二つを直訳なんでできるわけがないんです。
一つ一つ英語に対応する日本語を当てた訳は
もはや日本語ではないんです。
初学者はよくこの間違えをします。
私の生徒もですが(笑)

ごくごく単純なものだと
彼が、彼の、彼を、彼で……いちいち彼彼って
どれだけカレーが好きやねん?
っと突っ込みたくなります。
日本語でそんなに彼彼言うのは女子高生から女子大生くらいの
ものです(笑)

someも「いくつか」と訳すのはやめてください。
英語はいちいち数を言わなきゃなんないので
例えば
テーブルの上に散乱した本があります。
ぱっとみ数えられない、数えるの面倒!
じゃあ「some books」というだけなんです。
欧米人も数をいちいち言うのに
辟易としているわけです。
それを「いくつか」「いくつか」
と訳す日本人がいたら
厚切りジェィソンさんでなくても
Why Japanese?と言いたくなります(笑)

あと
「彼は野球がうまい」
と日本語では叙述的に言いますが
これを英語で訳すと
He is a good baseball player.となります。
別にプロ野球選手では ないですよ~。
名詞で表すのが普通なんです。
リスニングで英語をを聞き取れない人は
結構これが大きく影響しています。
名詞の塊で文章をまとめて言っていないから
読むスピードについていけないんです。

この違いについては
本当は書きたいことは山ほどありますが
この辺でやめておきます。

でもそういう違いを学ぶというのが
本来「英語を学ぶ」目的なんです。
言語の相対化です。
それによって逆に日本語のことがよくわかります。
思春期以前は自己を相対化できていないのと
同じように、これができないと大人になれないからです(笑)

ああ
今、英文和訳の話をしましたが
和文英訳はもっと難しいです。

何が難しいか???
それは日本語自体を深く理解していなければ
ならないからです。
京都大学や2000年代前半までの東大では
いろいろと考えさせられる英作文がでているんです。
これは非常に勉強になります。
英語と日本語の違いについて認識を新たにできるからです。

最近の東大は全部自由英作文になりました。
自由に書いていい非常にお手軽な問題です。
そういう大学が増えてきました。残念なことに。
漫画を英語で説明したり、絵を英語で説明したし
誰かと誰かの議論を英語で説明したり
小学生か?という
まあそれはそれは稚拙な英語が飛び交うわけです。
挙句の果てには東大は減点法だから
減点されない簡単な英語を書け、なんて吹聴する
予備校講師が現れるわけです。
大学って
高等教育を学ぶためにに行くんではないんですかねえ。
東大の入試問題を見ていると、毎年がっかりします。
入試問題の駅前留学化です。
ネイティブに今はこんな表現は使わない(無論口語でですが)
と言われれば戦々恐々として
degradeする東京大学。信念やポリシーがないんです。
国際化、国際人を作るというのをポリシーだと思っていたら
大学であることを辞めたほうがいいです。

学問とは何か、何のために大学にくるのかを
英語の問題で問い続ける京都大学。
英語の問題の質で言うとレベルが全然違います。

東大はいつまで大衆化するんですかねえ
怖いことに
そのうち麻痺してこれが悲しくなくなるんでしょうね…

Childish [英語学習]

今朝、五時起きで色々と準備をしていますが
今日は一日仕事に集中するため
今、休憩のこの時間にブログを書いてしまおうと思います。

先ほど
授業で使う古めの過去問、1990年代の
英語の問題を解いていて改めて思いましたが
やはり英語の長文はかなり現在の方が簡単になっています。
私が高校生だったころは、イギリス英語とアメリカ英語が
半々に混ざった状態で学んでいたため
入試にでてくる長文も知的レベルが高いといいましょうか
教養の高い文章が多かったです。

現在の入試英語はほぼアメリカ英語になっています。
アメリカ英語は多民族が使うせいで
複雑で奥行きの深い表現の使い分けをどんどん単純化する傾向にあります。
それは世の中の流れなので仕方がないですが
細かい文法事項はでなくなりましたし
そのせいで表現が薄っぺらい英語しかでなくなりました。
簡単に言えば口語化ということですが。
(イギリス英語の話ではありません、ここまでもこれからも)

例を挙げれば枚挙に暇がありませんが
最近では関係代名詞の主格の省略が堂々と行われるようになりました。
以前は「破格」という文法的例外でしたが…
また前置詞は非常に使い分けが難しいのか
どんどん省略するようになっています。
アメリカ口語英語を聞いていると、前置詞の省略が本当に多いです。
そのうち使い分けが面倒だからなくなるかもしれません。
使わなくなってしまった、使い分け表現も沢山あります。
学ぶの面倒だからです。
私は口語というのはどんどん使う人、時代によって単純化されたり
変わるものだと思います。特に多民族国家では
究極的なところ「伝わればいい」わけです。
簡単になって当たり前です。
しかし
それでも文語の方はそれに迎合する必要は一切ないと思います。
私たちは大学で、学術的な質の高い英語を書かなければなりません。
(最近ではその必要性すら危ういという話もありますが…)
サラリーマン英語や外国人英語で事足りるわけではありません。
そのためのstepとして、大学入試であるわけなのですが
それを忘れたかのような、単純化、簡単化が進んでいることに
改めて問題を解いてみると気づかされます。

わかりにくいので
簡単に言いますと
現在の大学入試で出ている英文を日本語に全訳すると
最高でも日本の中学生が読む国語の現代文くらいの難易度なのです。
ですから訳せれば解けます。中学生の現代文ですから。
でも、90年代以前は英文を日本語に訳すと
日本語の現代文としても高校から大学で扱うくらいの難易度の文章だったんです。
ですから仮に全訳で日本語で書いてあっても内容が難しい、
間違える可能性が大いにある、という文章でした。

私は古い考えかもしれませんが
英語を学ぶ目的というのは
英語を通して構造語の文化を学び、日本語の仕組みも
相対化して理解する。言語の構造を知る。
文法的にformalな英語を書ける。
そして英語の文学や詩を通して欧米文化を知るということだと
思っています。

話せる、書けるレベルのアメリカ英語でしたら
高校、大学で学ぶより
駅前か外国に留学すれば身に付きます。
ただ、それは使えるというだけです。
英語を使えることだけが高等教育の目的だとは
私には到底思えません。

この日本英語の衰退化は
「外国人に日本人は英語を6年以上勉強しても話せるようになってない」
と指摘された頃に始まりました。
日本人は外国に弱いです。外国的権威に。
この意見を真に受けて口語化、話せる日本人を量産しようと思い始めたのだ
と思いますが
なぜ、日本人が学んでいるのは英会話ではなく
言語学としての英語だと突っぱねることができなかったのか?
確実に普通のアメリカ人より、日本人の方がはるかに英文法はできます。
これはvice versa(逆もまた真なり)ですが(笑)
しっかり日本語を学んだ外国人の方が普通の日本人よりも
日本語の文法についてよく知っています。

これからアメリカという多民族国家で英語がどのように単純化されてしまう
のか不安ではあります。
まさかとは思いますが、それに追随していくようなことは
日本の教養ある大学の先生方はしないと信じたいですが…
昨今の入試問題を見ていると本当に怖いです。

この幼稚化(childish)していくEnglishを
Childishと呼びたいくらいです。

英語のクイズです~解答編~ [英語学習]

今日生徒に言われて思い出しましたが
先日だした英語の問題の答えを書くのを忘れていました[あせあせ(飛び散る汗)]
何だか…花粉症もピークかもしれません[ふらふら]

それでは問題を再掲して、解説します

①wet blanket
そのまま訳すと、濡れた毛布、という意味ですが
勿論、そういう意味ではないです。
「ケチをつける人」というのが正解です。
想像してください。
寒い冬、一日働いて布団につく。至福の時。
と、ところが何だか冷たい…
も、毛布が濡れている!!!
なんだこれは!濡れ毛布じゃないか!!!
とケチをつけたくなりますよね(笑)
そう覚えてください。
単語で書きかえると色々ありますが、
思いつく限り書いてみますと
grouch,meanie,misanthrope,malcontent
scrooge,curmudgeon,sourpuss…まあ、こんなものでしょうか。
negative personだと思って頂ければOKです。
一つ説明をすると色々な関連事項が溢れてきて進まなくなります。
ですから、私はいつも心に蓋をするようにしているんです。
授業が進まなくなりますから(笑)
今日は一つ目から書き過ぎました。ですから、あとの説明は簡単にいきます。

②white elephant
白い象…なんとなくアジア的な発想ですと、幸運でも呼びそうな気がしますが
逆です。
英語では「無用の長物」という意味です。
転じて、お金のかかる厄介者とか、もてあまし者とか
広い意味で使います。

③tighten one's belt
そのまま訳すとベルトを締める、です。
ベルトを締めるとどうなるか…私のむっちり我儘ボディだと
苦しくて苦しくてしょうがないです。食欲もなくなるかもしれません。
そんなイメージで「倹約して暮らす」という意味になります。

④take the floor
直訳すると「その床を取る」ですが
私は昔、これを覚える時に
発言が許される特別な床、大体50㌢四方の(笑)
そこに立った人だけが、発言を許されるというシステムの
会議を想像していました。
発言するためには「その床を発言の間だけ占有しないといけない」
ですから「発言する」という意味になります。

⑤sit on the fence
ある壁、それはベルリンの壁みたいなもの想像してください。
二つの国が戦っているわけです。壁を隔てて。
「お前は、どちらの見方だ?」と聞かれた際に
「僕はこっちだ」といって、その間の壁に座ったらどうなるでしょう?
そう、正解は「どっちつかずの態度をとる、決定をさける」という意味になります。

⑥sit on one's hands
さ~て、この説明は厳しいですよ~(笑)
ある人の手の上に座ってみてください、どうなりますか?(笑)
座れるはずはないと言われる方もいると思いますが
そこは強引に座ってください。
そうすると当然、座っているので拍手はできないですし、
「何この人、急に手に座ってきて…」と冷たい反応を示されますよね。
ですから
「(観衆などが)あまり拍手をしない。冷たい反応を示す」という意味になります。
これが転じて「傍観する」と訳すとピッタリくる場合がよくあります。

⑦on the ball
上にシリーズですね。ボールの上に乗ってみてください……
うん…??ボールの上に乗るのは難しいですよね。
ボールの上に乗れるなんて「有能だ」ということです(笑)
私も生徒によく言います。
Get on the ball.もっとしっかりやれ


⑧on the carpet
それではカーペットの上に乗ったらどうなりますか?(笑)
いや、簡単に乗れますよね。
そうではなくて take the floorの時のように
50㌢四方のカーペットを想像してください。
そこに乗れ、と言われるわけです。
…どうなるか?といえばそこでお説教を受けるわけです。
強引ですかね(笑)
「(叱責のために)呼びだされて」
という意味になります。
因みに面白い関連表現でdance the carpet「召喚する、出頭する」
というのがあります。
onがないですよね。つまりdanceは他動詞です!!
「踊らせる」んです!例のカーペットを(笑)

⑨kick the bucket
これは、ちょっと日本人の文化ではわかりません。
直訳すると「バケツを蹴る」です。
バケツを蹴ったらどうなると思いますか?
なんと[がく~(落胆した顔)]「死ぬ」です。
アメリカでのバケツの扱いは酷く、たいてい酷い意味なんです。
bucketは「ブス」だとか「ケツ」だとか「ぼろ車」だとか
「刑務所」だとか「だます」だとかいう意味になります。
アメリカでバケツの話はやめましょう。冗談ですが

⑩in the bag
直訳すると「そのバッグの中に」になりますが
そのバッグの中には何があると思いますか?
これはなんと「成功」なのです。
そんなバッグが私も欲しいです(笑)
「成功確実で」という意味です。


最後のオマケの問題です。
R super mu nu of x minus one half R of x times g super mu nu
of x equals kappa times T super mu nu of x.

これはあすとろさんからコメントを頂いていました。
半分正解です。…というのは英語で答えろ、と書いてあったからです。
正解はEinstein's equation of gravity fieldです。
宇宙項をつけるかつけないか、という有名な話ですね。
アインシュタインが人生最大の失敗と恥じていたものは
そうでもなかったんです。

ああ
あとあすとろさんは解けないと書いてありましたが
ご安心ください。
アインシュタイン自身も難しすぎて自分の方程式を解けませんでしたから。
最初に解いたのがシュワルツシルトです。
…まあ
でも、私は昔から思っていましたが
アインシュタインって、そんなに数学が出来ないですよね。
私が中学、高校くらいで解けてたことが解けなかったりしますから。
そのせいで私はアインシュタインを天才だと思ったことがありません。
無論、アイデアは尊敬していますが。
でもまあ
100年くらい経ってますから。
当然ですかね。
100年の教育の進歩の中で、天才アインシュタインが解けなかったものが
一般peopleの私でも解けるようになった
教育の進歩はすさまじい!…と書いておきます。
あと100年したら、私が解けていない宇宙の問題を中学生か高校生くらいが
解けているような教育が進んでいると嬉しいです。

ああ
これに関して
まいくるさんに質問の受けていましたが
私も義務教育は強制的にやるべきだと思います。
必要最低限の素養はある程度
強制的に身につけないと
その人が社会で非常に大きな不利益を被ります。
私が書いた、勉強をしたくない人はしなくていい
というのは
プロの家庭教師までつけて、勉強するならば
やる気はあって当然ということです。
勉強のモチベーションは想定されるものだと思います。
でも困ったことに
時々、子供がやる気がないから、私に何とかやる気をださせてほしいという
無茶な依頼があるんです。
そういう仕事は私はしない、という宣言なんです。
沢山の方から依頼を受けて、実際に指導できるのはその四分の一くらいなんです。
中には勉強がやりたくてやりたくて仕方なくても諸々の理由でお断りしなければ
ならない場合があります。その人達に申し訳ないです。

私に指導依頼をしてくださる、最低必要条件というのは
本人が勉強に対する意欲があるということです。
やる気をださせ、そして結果をだせ
なんて私には到底できません。
家庭教師までつけて、勉強を強制させる正当性などどこにもないので
生徒とその件について議論しても、必ず負けます。
そもそもやる気があるかないかなんて話題にしたくもありません。
サッカークラブに入る人が、実は野球がやりたいんですけど
何とかサッカーのやる気がでるようにしてください
という無茶な依頼と同じなんです。
お前は野球部に入れよ!それで答えは終わりです(笑)

ですから、やる気のない生徒の仕事はお引き受けしないということです。
私にはやる気を生みだす、プロとしてのスキルは一切ないからです。
一緒に何とか合格を勝ち取ろう、身になることを学ぼう
など
目標が最低限一致してなければ
当然のことながら、チームとして仕事はできません。

英語のクイズです。 [英語学習]

只今、いったん帰宅です。
これから少し休んで次の授業にいきますが
帰りがかなり遅くなるので
とりあえずブログを書いてしまいます。

久しぶりの英語コーナーです。
受験も終わりましたし
色々なことをこれから書いていきたいと思いますが
ちょっと今日は忙しいの
英語のクイズということで勘弁して下さい(笑)
難関大学向けです。中学生以下の皆さんゴメンナサイ。
でも中学生で解けたら自信を持っていいと思います。
…と言っても思いつきで問題を書きますので、まだ問題を考えてはおらず
書きながら考えるのですが。
答えは明日か、気の向いた時に書きます。

次の意味を答えてください。何となく考えれば意味が推測できるような問題にします。
①wet blanket
②white elephant
③tighten one's belt
④take the floor
⑤sit on the fence
⑥sit on one's hands
⑦on the ball
⑧on the carpet
⑨kick the bucket
⑩in the bag

何となく思いついた感じで書いてみましたが…
これが簡単なのか難しいのか、もはや私にはわかりません。
でも結構大切だと思います。

最後に
次の英語を数式に直した方程式の名前を英語で答えてください。
これが出来たら高校生、大学受験生としては色々な意味で立派です。
その式を解けたらさらに立派です(笑)
私はちょうど高校受験の頃、うん??と思ってしばらく解けませんで放置して
いましたが、合格発表の日に何故だか解けました。
それが理論物理学に嵌ってしまう悪魔の一歩だったとは(笑)

R super mu nu of x minus one half R of x times g super mu nu
of x equals kappa times T super mu nu of x.


英作文を考える~後編~ [英語学習]

そろそろ後編を書かないと
皆さん忘れてしまいますよね(笑)

…ということで遅ればせながら後編です。
前回の問題を再掲しておきます。
(問題)英訳せよ
紅葉が目に鮮やかだ。山歩きを楽しむのに一番いい季節だ。
山を歩きながらの会話は楽しい。
楽しむためには、安全が一番、そして水を忘れないことだ。

ここで
皆さんにプロ家庭教師の悩み、いやもっと広く言いますと
英語教師の悩みを共有して頂きたいのですが
例えば、高校生向けの解答を作るとき
どこまで単語を知っているか、とか
諸々の細かい点を考慮に入れて
高校生でも書ける内容の英語を答えにしなければなりません。
これは学年が下がれば下がるほど
制約がきつくなることを意味します。
ですから中学生の英作文の課題の答えを、考えるというのは言わば
監禁状態です(笑)。
中学生には中学生の英語というのがありますから
それを徒に超えた模範解答を書いても、意味がありません。

今回ですと慶應医学部の問題ですから
当然高校生を想定する訳です
例えば「紅葉」といえばfall foliageですが
私の家庭教師経験上、この単語は多分大半の高校生が知りません。
ですから本意ではないですが迂回作戦を考えるんです。
一番簡単なのはautumn leaves、これで何とかいけるでしょう。
多分イギリスの方が聞いても紅葉はイメージできると思います。
それで不安なら叙述的に説明をつければいいんです。
red and yellow leavsとか
でも、これはちょっと野暮ですよね。
普通autumn leavesで通じるはずです。日本でなら尚更。
こんなことを色々考えなければならないんです。
fall foliageを使えませんので。
ですから、英作文、特に和文英訳の解答は色々と気を使います。
高校生が書けないといけませんから。
これは結構面倒なので、私は圧倒的に自由英作文の方が好きです。
解答を作りやすいです。

そして、ここで皆さんに[むかっ(怒り)]衝撃的な結論[むかっ(怒り)]をお伝えしておくと
大学入試レベルで情報構造は
できれば…、暇なら…、拘りがあれば…
気にすればいいだけで
一般的にそんなことは考えなくていいです[exclamation×2][がく~(落胆した顔)]
何をこいつは今さら言ってるんだ、と思われるかもしれませんが
高校生の場合
情報構造に固執するあまり
大変な文法的誤りをやってしまう可能性があるからです。
まずは減点されないことが最優先です。
…ということは
情報構造よりも文法が単純な方を
テストなので優先するのが受験戦略としてベストです。
ですから
以下の私の記事はマニアに向ける
努力目標だと思ってください!
簡単に言いますと、高校生以下は読む必要はありません(笑)
あ!ただ読解とリスニングにはかなり役に立ちます。

色々グタグタと愚痴をこぼしてしまったのですが
情報構造を考えて解答を作るんでした。
日本語の各文章の力点(新情報)が英文の後ろにくるように
訳すと美しいんでした。
できれば旧情報→新情報
そしてその新情報が次の文章の旧情報になり
旧情報→新情報…こういう綺麗な英作文の答えを書いて頂けると
私はそれで満点をつけちゃいそうです。
この問題の作成者は明らかに情報構造をしっかり書けよ、という
メッセージを持って、この日本文を選んだんだと思います。
これはかなりの確率で、私の考え過ぎ、かもしれませんが(笑)

それではまず日本文の新情報となる部分を「」で括ってみます。
第一文はどちらでもいいですが
それ以外は必然的にきまってきます。

紅葉が目に「鮮やかだ」。
↑鮮やかという感想が新情報捉えるのが普通でしょう。
まあ、でもこれはどちらでもお好みでどうぞ

「山歩きを楽しむのに」一番いい季節だ。
第一文で紅葉とあります。これは季節をすでに暗示していますので
秋が旧情報なんでしょう。その秋は山歩きを楽しめるよ~というのが
新情報ですね。
以下同様に
山を歩きながらの「会話は楽しい」。

楽しむためには、「安全が一番、そして水を忘れないことだ」。

という風に情報構造はなります。
あとはこれを英語に反映すればOKです。
答えを書きます。ちょっと冒険してみましょうか(笑)

紅葉が目に「鮮やかだ」。を
Autumn leaves are vivid to glance at.
としてみます。何が冒険だか、わかるでしょうか?
新情報をこの形で書くと
「山歩きを楽しむのに」一番いい季節だ。
Autumn is the best season…と書くことに普通は躊躇します。
第一文冒頭で旧情報にAutumnを書いているからです。
勿論並列の文章だと解釈すれば
Autumn,Autumnと書いても大丈夫ですが…
ここはエレガントにいきたいと思います。
一文でAutumnから始めて冒険してしまった人は
次は以下のように書けば大丈夫です。
It is the best season for enjoying hiking in the mountains.
あ、hikeじゃないよ、この日本文は
という拘りを感じるかたはwalkingでもいいです。

以下
山を歩きながらの「会話は楽しい」。
Talking with friends while walking in the mountains is a lot of fun.
楽しむためには、「安全が一番、そして水を忘れないことだ」。
To have a good time,you should put safety before everything else.
In addition,be sure to bring enough water with you.
↑情報構造を守るせいでこんなややこしい構文になってしまいます(笑)

私のような三流作家にも満たない人間が書くと
色々と問題が生じますが
入試問題にでてくるような文章の方は
しっかリ書いていますので
情報構造が書くことに役立たなくとも
読解、リスニングでは大変役に立つんです。

英作文を考える~前編~ [英語学習]

以前、このコーナーで
英語は情報構造が大切だというお話を書きました。
情報構造のおかしな文章というのは明らかにnonネイティブか
あまり勉強をしていないネイティブが書いた文章です。
英語は旧情報→新情報と一文の中で順番をつけます。
そして次の文章はその新情報が旧情報となり
旧情報→新情報と続きます。
この構造を守るために、英語は語順を変えられる
受動態というものが存在します。
例えば「トムはこの本を買った」という文章は
Tom bought this book.
This book was bought by Tom.

能動態と受動態で書けるわけですが
酷い教育を受けてきた人はこれを=だなどと習うわけです。
この二つの文章は全然意味が違います。
前者は新情報はthis book
つまり、トムは何かを買ったというのは共通認識としてあって
何を買ったの? この本だよという
この本に力点があるんです。
それに対して後者は
この本が誰かに買われた、という共通認識はあって
それは誰?トムだよという
トムに力点があるわけです。

英語は新情報から書くことを徹底的に嫌います。
その為に様々な文法があるわけです。
例えば
テーブルの上に一冊の本があります。
という文章を
A book is on the table.と書くのは文法的に
間違えだとされています。
それはA bookは新情報なので文頭に書くと相手がビックリするからです。
ですから
そうならないようにThere is構文というものができました。
副詞のThere という当たり障りのない語を先に書いて
A book が新情報にならないように
There is a book on the table.とするわけです。
わざわざ構文まで変えて、このルールを英語は守ろうとしているわけです。
ですから、旧情報→新情報という風にできる限り書くべきなんです。
因みに
先ほどの文章
The book is on the table.ならばOKです。
これはもう説明不要でしょう。 theがつけば共通認識として
その本が何か分かっているということなので、旧情報になり得ますので
こちらは正しいということになります。

また末尾を代名詞で終わることを英語は嫌います。
代名詞はどう考えても旧情報だからです。
put on itという文章で終わるくらいなら
put it onという語順に変えてしまいます。
これくらい英語において情報構造は大切です。
そしてリスニングの時にもこれは非常に役に立ちます。
当然、文末が新情報だからです。

ただ、時間が限定されている受験においては
これはあくまで努力目標です。
旧情報→新情報と書いたから点数があがるということは
大学入試レベルではないと思います。
私が採点するのであれば、点差をつけますが(笑)
それは英語を学ぶことは、英語という言語を学ぶだけではなく
文化を学ぶことであり、それは翻って私たちの日本文化、日本語を
相対化するためにあるからです。
話すのが目的の人はわざわざ公教育で英語を学ぶ必要はないです。
一年海外にいれば、嫌でも普通に喋れるようになってしまいます。
その英語が正しいかは別としまして…
また、翻訳する場合は勿論、旧情報→新情報を意識すべきですが。

こういう英語の基本的な規則を完全に無視した英作文の解答というのが
世の中には蔓延しています。
いくつか例を挙げてみようかと思いましたが
なんだか沢山非難を浴びそうなのでやめます。
まあ、高校レベルならこれくらいでもいいという風に思われているのだと思います。

最後に課題です。
慶應医学部の問題です。
情報構造を意識して英訳してください、というより
この問題を作った方は
おそらくそこまで考えていて出題されているのだと
思わせるような文章です。
近日
解答は書きます。
後編は疲れていなかった明日書きますが
疲れている場合は「いつか」になります。
すみません。

(問題)英訳せよ
紅葉が目に鮮やかだ。山歩きを楽しむのに一番いい季節だ。
山を歩きながらの会話は楽しい。
楽しむためには、安全が一番、そして水を忘れないことだ。

誤訳は結構あります [英語学習]

よく中国で日本商品などの日本語訳が
メチャクチャで面白いという話をききますが
日本での英語の訳も結構ひどい誤訳が未だにあります。
予備校等のテキストでさえも
おいおいおい!
というものはあるんです。

最近目に付いた例を挙げてみますと

Waste not, want not.
無駄にするな、欲しがるな

という訳がありました。
こう訳したくなる気持ちはわかりますが(笑)
そうではありません。
そもそもこういう書き方の時は並列ではないですし。

wantは他動詞だと「欲しい」という意味ですが
自動詞だと「不足する」という意味になります。
不足するが文脈によって「事欠く、貧乏である」のように訳せる場合も
ありますが。
ですから
Waste not, want not.の訳は
無駄にしなければ、困らない(不足しない)となります。

この自動詞のwantを使った表現は他にもあります。
He is never found wanting.
これは当然「彼は決して物を欲しがったりしない」ではありません。
「彼はいつもやるだけのことはやる」
となります。

誤訳は挙げるとキリがないので、今日の記事ではあと一つだけ
書いておきますが

昨日の授業で
予備校のテキストと授業解説を生徒から聞いて愕然としました。

During the small hours he and several others talked together.

いう文章を
「短い時間、彼は何人かと話をした」と訳してありました…[もうやだ~(悲しい顔)]
全然違います。
これは何故smallかと言いますと、時刻を表す数が小さいのです。
つまり「明け方」ということです。

市販されている英作文の教科書の答えでも???と思うものが
結構あります。

最近、私が危惧していることは
英語の語法や熟語、前置詞の使い分けを
準ネイティブ、つまり本来母語でない英語を普段使っている
ネイティブの方々の間で、もしくはアメリカの方々の中で
英語の平易化、平板化が進んで
それが英語全体を変えていこうとしていることです。
勿論、言語は変わって当然です。
江戸時代の日本語と今の日本語は
古文、現代文で分類されるくらい違います。
しかし、英語というのは元々非常に簡単な言語です。
この上なく簡単です。その英語の数少ない難しい部分
前置詞や冠詞の使い分けというのは
一つの文化だと思うので
私が言うのもなんですが無くさないようにして欲しいです。



英語で「喧嘩する」の使い分け [英語学習]

国と国の戦争、テロと国の戦争
家族や友人間の諍い
喧嘩というものはなかなか無くならないものです。

今日は「喧嘩する」という英語の使い分けについて
書いてみたいと思います。
英語で「喧嘩する」と言ってパッと思いつくのは
fight,brawl,row,quarrelではないでしょうか。

fight…殴りあったり、武器を使って喧嘩することです。
    生徒に辞書をひいたら「言い争う」と用例が書いてあると言われたことが
    ありますが、まず普通の状況でそれは使いません。洒落か古語です。
    賞を争うという意味でfight a prizeとか、火災の消火でfight a fireとか
    慣用句のようなもの多数ありますが、基本は第一文の意味です。
    He is spoiling for a fight.(彼は喧嘩っ早い)

brawl…元々この単語は音から来ていて、川がごうごうと流れる音を表した単語です。
     そこから転じて喧騒、どなりあいの喧嘩を意味するようになりました。
ついでに書いてしまいますが
quarrelも口喧嘩ですが、激しさの度合いがbrawlの方が高いです。
    The young men began to brawl in the street.
(若者たちが通りで怒鳴りあいの喧嘩をした。)
    酔っ払っているんでしょうか…。酒は飲んでも飲まれるな
    毎年くだらない飲酒で若者が命を落とします。
    様々な集団心理が働いて一気飲みみたいなことをするのだと思いますが
    リスクと利益を考えて冷静に考えた方がいいです。一気飲みをするメリットは何か?
    一気飲みの何がかっこよくて、どこが盛り上がるポイントなのか
    私は学生時代を含めて理由が全く分かりません。まだグレている少年の理由の方が
    よくわかります。
    ついでにquarrelも
    The two brothers quarreld over who would ride the bike first.
(その兄弟はどちらが先に自転車に乗るかで喧嘩した。)
    the two brothersというtheつきの兄弟を書くとマリオとルイージかと
    思ってしまうのは私だけでしょうか(笑)

row…これも口喧嘩です。ただ非常に口語的でよく使われるので挙げましたが
    英作文では避けた方がいいかもしれません。rowは多義語で列とかボートを漕ぐ
    などの意味もありますが、特に家族など親しい間柄での口喧嘩に使われます。
    My children ofen row about food.
    (私の子供はよく食べ物のことで喧嘩する)

最後に関連するワードを書いておきます。
argue議論する
battle戦う
militant好戦的な
quarrelsome ,aggressive喧嘩好きな
scuffle乱闘

これは綺麗ごとでも何でもなく
私たちの文明で喧嘩、争い、戦争というのは無くすようにしていかなければなりません。
起きてしまったら、うまくガス抜きをする方法も大切です。
以前から書いてきましたが
科学は圧倒的に早く進みます。
核兵器も小型化していっています。
この核兵器をテロリストやおかしな人がもつという可能性は十二分にあります。
それは人類の破滅を意味します。
そうならないような方策を真剣に考えなければならない時代が間もなくきます。
私たち人類の倫理が間にあうのでしょうか。
    
    

単語はしっかりと覚える~後編~英文法を創る [英語学習]

後編をさっさと書けというコメントを頂きましたので(笑)
書きます。

単語はまず基本的な意味を広く憶えることが大切だと書きました。
そうしたら
動詞は語法をしっかり憶える
これが大切です。
動詞というのはとる文型によって意味が変わるからです。
findはSVOで使えば「発見する」
    SVOCで使えば「わかる」になります。
findの意味を「発見する」「わかる」で憶えていても書く際に
使う文型を間違えると意図した意味ではなくなります。
目的語によって変わる場合もあります。
tell+人では「言う」という意味になりますが
tell+物事では「わかる」という意味になります。
help+人では「助ける」になりますが
help+行動では「避ける」になります。

動詞によっては準動詞の取れる形が限られているものもあります。
例えば
makeは動詞の原形と過去分詞しか後ろに続けません。
同様に
haveは動詞の原形、過去分詞、動名詞
get,setはto不定詞、過去分詞、動名詞
letは動詞の原形
keep,leave,findは過去分詞、動名詞
など
これも正確に憶えていないと書き間違えます。
話し言葉等では許容されますが、当然オフィシャルに書く場合は
間違えです。

こういう風に英語が構造語、つまり型が重視されるのだということが
わかれば、次々にオリジナルの分類ができます。
例えば
主語+動詞+A of Bは「AにBを知らせる」「AからBを奪う」の
どちらかになり、知らない単語がもしこの形をとっていたら
意味は上記二つのどちらかなので、未知の単語でも意味が類推できる
ということがあります。
勿論少ないですが例外はありますが
知らせるではnotify warn inform remind…がそうですし
ニュアンスは勿論動詞によって変わりますが
基本的な意味は「知らせる」でそう訳してもまったく問題にならないのです。
また、これは書く時の大きなヒントにもなります。
因みに「奪う」ではrobとかcureとかですね。
英語には大体20くらいの上記のような意味を決める型があり
それで分類していくというのも英語力を高める
一つの有力な方法です。

私は、話せる、読める、書ける
だけが「英語力」だとは全く思っていません。
英語という言語の文法を自分なりに創っていく
その中で英語という言語の根底にある文化のようなものが掴めます。
そうすると表現上の特徴や、以前に書いた旧情報→新情報と書く話など
すべてが納得がいくわけです。
それで本当に英語が分かった、英語ができるのだと私は思います。

日本人は日本語を話せる、読める、書けますが
それで、日本人は本当に日本語ができるのでしょうか?
日本語の文法等、細かく理解して文化的な特徴まで掴めている
日本語ができる人というのは少ないと私は思います。

こういった勉強は他言語で比較的ルールがしっかりしている
英語だからこそやりやすいと私は思います。
英語は文法も比較的単純ですし。
目の前にこれだけいい教材があるのにも関わらず
話せる、読める、書けるで終わってしまうのは勿体ないです。

TOEIC、英検みたいな実務的試験はそれはそれで勿論いいです。
でも本当の英語の根っこの部分は入試問題でこそ受験生に問うて欲しいと
私は思います。

私たちは普段日本語で書かれた英文法の本しか読まないと思いますが
イギリス人やアメリカ人が書いた本格的な文法書も一生に一度くらい
目を通す価値はあると思います。
私はそういう勉強を中三~高校一年くらいにしたおかげで
非常に英文法が面白くなったんです。
ただ憶えるのはあまり面白くありません。

形容詞、副詞、名詞なども注意する点が結構ありますが
書き疲れてしまったので今日はこの辺で…。

単語はしっかりと覚える~前編~ [英語学習]

私が普段授業をしていて思うのは
生徒の英単語の覚え方が甘いということです。

英単語はただ日本語に訳せるだけでも
意味は確かに何となく取れますが
英単語を英語の中でしっかりと使うことはできません。

勿論
英単語の暗記の第一段階は
英単語→意味
というのをただ漠然と沢山覚える
この過程を経なければ英語はできるようにはなりません。
英語は単語が非常に多い言語です。
単語の数は大雑把に言って
英単語=ドイツ語単語+フランス語単語
だと言われています。
それくらい単語の比重は多いということは確かです。
まず、英単語をどんどん浅くでいいので数を覚える
これは大切なことです。

そしてその数を憶える中で
工夫というのがあります。
これは先人の知恵であったり、自分で工夫をしたり、です。

これは一言でいうと分類するということです。
分類の方法としては

①接尾語接頭語を憶える
例えば-ruptとつくもの、このruptには元々「破れる」という意味がありますから
abrupt(突然に)bankrupt(破産)corrupt(崩壊した)…など
接頭語接尾語から語の意味が推測できます。
接頭語接尾語なんて特別な場合でしか成り立たないから
憶えても意味がないんじゃないか?と思われるかも知れませんが
専門用語になればなるほど、この方法は有効になります。

②似た意味の単語をセットで憶える
これは私がずっとこのコーナーでやってきました、最終的には
使い分けができるようになって欲しいのですが、
とりあえずそれは置いておいて
セットで憶えてしまう。これが大切です。
例えば
「捨てる、処分する」これでいくつの単語熟語が浮かぶでしょうか?
ざっと高校までの範囲で書いてみますと
abolish,abandon,give up,do away with,throw away,deal with,dispose of…
まあこんなもんでしょうか
和英辞典等引いてもいいと思います。
これと同じ方法で次々と反意語を言ってみるというのもあります。
compulsory(強制の)の反意語は?
う~んoptional(任意の)だとかいう風に。

勿論厳密に言うと完全に=の単語などありません。
ニュアンスの違い等による使い分けが最終的にできなくてはなりません。
でも初期の段階では細かいことは言わずにまずは量を憶えることが大切なのです。

③分野別に憶える
同じ系統の長文を読むと似たような語がつかわれるので
セットにして憶えてしまうんです。
例えば数学用語ですと
diameter(直径)radius(半径)denominater(分母)numerater(分子)
round(円)ellipse(楕円)sphere(球)parabola(放物線)hyperbola(双曲線)
などなどキリがないほどあります。これも数学を英語でやっていればすぐに憶えられます。
他にも経済、法律、医学云々色々ありますよね。
各分野の専門家になれば当然専門用語は頻繁に使うので憶えます。
様々な分野の文章を読むことも初期においては重要です。
文章の中で単語を憶えられるようになればしめたものです。


④自分なりに気付いたことで分類してみる
私が最初に英語を習い始めた時に気がついたのは
~someという単語はほとんど形容詞であり、もとの意味を形容詞かしたような意味が多いなあ
いうようなことです。
沢山単語の勉強をしていると自分なりに気がつく法則みたいなものがありますよね。
先ほどの私が思いついた例は
形容詞になるのは本当ですが意味的には元の意味とは変わってしまうのも
結構あるなあと勉強していくうちに分かるんです。
handsome…handだから手らしい?(笑)とは成らずに「男らしい」
winsome…winだから勝つ、勝つらしい?(笑)とはならずに「愛嬌のある」
なんです。変わってもwholesome「健康に良い」はwholeだから身体全体、
あっ!健康かなんて類推できますよね。
twosome二人組とか若干マニアックなものもあります。
自分でルールを作ると考えますし、忘れません。

暗記には自分で何か一工夫するというのが大切だと私は思います。

quite difficultな問題 [英語学習]

唐突ですがこの文の表題を訳せるでしょうか?
「かなり難しい問題」と訳した方は
アメリカ英語を使っている可能性が高いです。

アメリカ英語とイギリス英語
お互いに言葉が通じないくらい違う部分があります。
私たちの英語教育のように
以前はイギリス英語が主流でだんだん
アメリカ英語になってきた国においては
ちゃんぽん状態で
尚更
受験等でどうすればいいのか?が問題になります。

まあこれは日本だけではなく
インドはインドでヒンズー語訛りの英語で
インド人が考えた英単語
つまりアメリカ人もイギリス人も意味がわからない単語という
のが無数にあります。
シンガポールも「シングイッシュ」と揶揄されるように
独自の英語が発展しています。
それと同様に
日本で習う受験のための英語も色々と
アメリカ英語とイギリス英語の狭間で
難しい問題がでてくるのです。

イギリス英語では
quiteやrather、fairlyはveryよりも弱く
fairlyの後は望ましい状態を表す言葉、fairly clean(なかなか綺麗だ)
ratherの後は望ましくない状態を表す言葉、rather dirty(いくぶん汚い)
quiteはなかなか難しいのですが
段階のある形容詞(good,old,tall,difficult等)につくと「まあまあ」という意味になり
quite good(まあまあ良い)のようになります。
段階のない形容詞(impossible perfect,amazing等)の前では「全く」という意味になります。
quite impossible(まったく不可能)のようになります。

あくまでも私見ですが、イギリス英語では強さが
fairly<quite<rather<veryで使っていると思います。
まあネイティブに聞いたこともありますが

と、ところがアメリカ英語においては必ずquite=veryなんです。
ですから
quite difficultと言われたら「かなり難しい」と感じます。
ところがイギリス英語では「まあまあ難しい」なんです。

私はquite difficultと聞いたら、ぱっと
かなり難しい!と思ってしまうので
アメリカナイズされてきているのでしょうか(笑)

quiteをどうするかというのは「結構難しく」「かなり難しい」問題なんです。

英単語暗記法 [英語学習]

なんだか…
このカテゴリーの記事を書くのは久しぶりです。
緊張で手が震えます…
というのは冗談ですが(笑)
受験も少し落ち着いてきたので
書く記事の内容も元に戻していきたいと思います。

私は仕事柄
どうやって英単語を覚えた方がいいのか
効率よくできる方法がないのか
と質問されることが多いです。
そういう時は聞かれた相手の英語のレベルを考えて
アドバイスをするようにしています。

マルクスの発展段階論(←勿論これは間違えですが)
に擬えて考えると分かりやすいです。
英単語を覚える方法もレベルによって変化します。
細かく分ければもっと沢山ありますが
今回の記事では大雑把に枠組みとなる三段階を書いて
おきます。
①必須単語&熟語&動詞の語法を覚える
②語彙を増大させる
③単語の使い分け等を学ぶ

①世に言う単語帳のようなもので、まずは単語を単純に暗記するという
 作業があります。これは誰しもがやらなければならないことです。
 漢字練習と同じ要領で何度も書いて暗記する、これは避けては通れません。
 どんな言語を学ぶ時も同じだと思います。それに付随して基本的な熟語
 動詞の使い方、つまり他動詞だとか自動詞だとか、どのような文型をとるかとか
 を暗記する。一般に言語を学ぶ場合、この段階で挫折する人が多いようです。
 理屈もなければ単調な作業だからです。例えば月を覚える。January February…
これは特に方法論はありません。一言で言えば気合いで覚えるそれしかありません。
厳密に言うと若干方法論はありますが、それをこの段階で使うのはおススメしません。
もう定期試験前でどうにもならない!という時だけ、まあ一応それなりの方法はあります。
ただ、あくまでもこの段階は素の暗記で挑むべきです。
なぜならその試行錯誤の中で自分に一番合った暗記方法と言うのがわかるからです。
どのくらいの数を書けば覚えられるとか、一日何回見れば覚えられるとか
そういう経験の蓄積の場としての意味も①にはありますので①で単純記憶作業をやるという
のは英語だけではない他の暗記にも応用が効きます。
私の場合中学二年生頃でしたら兎に角中堅私大くらいの英単語は身につけようと
ただひたすら書いて覚えていました。最初は一日一個につき朝と夜30回ずつ書いていましたが
それがやっていくうちに朝夜20回ずつでも覚えられることがわかり
最終的には夜20回、朝10回書くということで語彙を増やすことができました。
人間の脳というのは不思議なもので単純作業に非常に弱いです。
じーっと一点を見続けなさいという課題は脳にとって結構な負担で
大抵の人が気が散ってしまいます。単語をただ単純に書いていてもつまらない
うまく覚えられない、それではどうするか?そこでまた自分なりに試行錯誤をします
その繰り返しが個人の勉強する力、自分にあった勉強法というのを見つける鍵になります。
ただ、ただ単純作業をやる。これが全てのきっかけになるので、ますは出来るだけ書いて
書いて書きまくる(笑)単純作業が必要だと思います。

②そこで大体単語帳なり、何なりに書いてある単語を覚えることができたら
 次の段階では英単語の数をそこから飛躍的に増やす必要があります。
 そのためにこれも様々な方法がありますが、いくつか紹介いたしますと
 接頭語接尾語で分類したり、ある分野の英語記事を読みそれに関連する単語を
覚え、更に正確ではありませんが似たような意味の単語もイコールとして
覚えてしまうという方法があります。
これらは全部「セットにして覚える」ということです。
例えば
premonition[前兆]でしたら=foreboding,presentiment
bear out[実証する]でしたら=confirm,justify,prove
savvy[知恵のある、抜け目ない]でしたら=shrewed,in the know,experienced
come out with[発表する]でしたら=issue,pronounce,make public
この段階では語彙を増やすのが目的なので
厳密に=が成り立たなくてもいいんです。厳密に=かどうか辞書で調べたりしている
だけで嫌になってしまい、語彙は増えません。
後は、分野別で自分の興味がある分野の文章をどんどん読むという方法もあります。
そうすると dwarf planet準惑星、asteroid小惑星など…セットで覚えることができます。

③最終段階ですが、この段階になったらセットで覚えていたものをしっかり使い分けられる
ようにします。セットにしたのはあくまでも語彙を増やす、その単語と触れ合う機会を増やして
覚えるためであって厳密に等しいわけでも何でもありません。それを等しいと思って使うと
沢山の間違えをしてしまいます(笑)その部分の修正をします。

そして最終的には言語と言うのは日本語でもそうですが目まぐるしく変わっていきます。
それを常にアップデイトする必要がありますので
英字新聞やTimeなどの雑誌、論文雑誌等日々読むことで
更に新しい語彙を学んでいく必要があるんです。
新しい分野でinnovationが起こるとそこに新語はどんどん生まれます。
ですから単語学習に終わりはなく、常にアップデイトしなければならないんです。

勉強は一生続きます。

ハイレベルな質問 [英語学習]

先日、生徒から非常にハイレベルな質問をされました。

私たち日本人は刺身など生の状態で魚を食べます。
その文章「私たちは生で魚を食べます。」
というのを訳すとどうなるか?
という問題に対して
私は即座にWe eat fish raw.と訳しましたが
私の生徒はWe eat raw fish.と訳し
これでは駄目か?
という質問です。
これは非常にいい質問です[ぴかぴか(新しい)]
私にとっては当たり前でも
そうか
こういうことをしっかり突き詰めて教えなければならないんだ
ということを再認識させられた
いい質問です。
生徒には授業で答えてしまいましたが
同じような疑問を抱えている方もいると思うので記事にしました。

英語の形容詞は名詞を修飾する働き つまり a tall boyのようなものと
          補語になる働き つまりHe is tall.のようなものがあります。
前者を限定用法、後者を叙述用法といいます。
形容詞によってはどちらかしか使えないものがあります。

今回の問題は限定用法内の問題です。
つまり名詞を修飾する際に
冠詞aと名詞の間に入って前から名詞を修飾するのと(例)a tall boyの
名詞の後ろから修飾する場合(例)something cold to drink
があるのですが、実はこれは意味が違います。
それを習っていなかったの生徒は分からなかったのだと思います。

一般に修飾語というのは
名詞の前からかかれば永続的な意味
名詞の後ろからかかれば一時的な意味
になります。

これが分かっていれば
例えば「親切な先生」というのは永続的なので
a kind teaher
「女子にだけ優しい先生」というのは特定の場合(一時的)なので
a teacher kind only to girls
となることも納得できりと思います。
入試で受験生が必ず習うpresentの①現在の②出席して
という二つの意味の違いも
この原則を理解していると、もはや必然的にわかります。
①現在の は永続的で
②出席して は一時的です
そうすると
the present members は現在の会員つまりこれからもしばらく会員で
ある人を表し
the members presentは一時的に、その場に出席しているメンバー
という意味になります。

他にも
the late teacher はず~っと遅れ続けている先生→亡くなった先生
になりますし
the teacher late for the classだと一時的に今日授業に遅刻した先生になります。

spoken Englishは永続的なので一般の「口語英語」を表し
English spoken slowlyは一時的にゆっくり話してくれた英語という意味になります。

ここまでくれば最初の質問 の答えがわかると思います。
「生で」食べるというのは食べるときの一時的状態です。
ですから後ろから修飾してWe eat fish raw が正解です。
因みにraw fishは永続的な表現なので「調理されてない魚」という
意味になります。
あ!ここで注意しなければならないのは
日本人は「rawなfish=新鮮」とプラスに解釈しますが
一般の欧米人は「raw fish=調理されてない魚=お腹をこわすかも」
というマイナスのイメージを持ちます。
ですから刺身については丁寧に他の言い方で説明した方がいいです。

最後に読者の皆さんに
復習問題です。
「熱いうちにスープを飲みなさい」を訳してください。

これは当然
Eat your soup hot. となります。
因みにスープは一般的に日本語で「飲む」と言っても
drinkではなくeatです。
まあ私の場合はカレーでもdrinkすることがありますが(笑)

オマケの解答 [英語学習]

一昨日のオマケの解答です。
昨日書いても良かったのですが
英語の記事を連投すると
興味の無い方には面白くない記事が二日連続で
続きますので昨日は自重しました。

今回の英語のオマケの
テーマは意外な意味です。
ちょっと前の英語の小説を読むと
結構意外な単語の意味がでてくることがあります。
簡単な単語の筈が訳せない
それが受験で問われることもあります。
勿論、昨今の主流は実用英語になりつつあるわけなのですが
英語に関しても深い教養を身につけるつもりで
掘り下げて勉強して頂くと私は嬉しいです。
それでは一問一問解説します。


①He seems childish beside you.
一般の方がbesideといって思いつくことは
「傍に」という意味と複数形になったとき
つまりbesidesになったときに「に加えて」という意味になることでしょう。
それを考えて訳すと「あなたの側では子供っぽく見える。」となります。
これで何となく意味は通ってしまいます。彼って普段は大人っぽいのに
あなたの前では子供っぽいのね、なんていう話かと思うかもしれませんが
これは大間違いです!besideにはcompared with やnext to
つまり「~と比較して」という意味もあります。
ですから「彼はあなたに比べて子供っぽく見える」というのが正解です。
因みにbesidesには「に加えて」以外にも「を除いて」
という全く逆の意味もあることにも注意が必要です。
まあ「に加えて」が主流ですのでまずはこちらで考えてみれば大抵の場合
大丈夫だと思いますが。

②She knows what she is about.
aboutというと「について」「およそ」「周囲に」くらいの意味が
ぱっと思いつくと思います。
その知識で訳すとどうなるか
「彼女は自分がおよそであることを知っている。」
う~ん、自分が曖昧なのでしょうか
もしくは
「彼女は自分が周囲のものであることを知っている。」
これは、私は彼のことが好きだけど、私は彼にとって
中心人物ではなく、あくまでも周りにいる友達の一人にすぎないわ
という意味なのでしょうか。
流石にこれは想像力をたくましくし過ぎです(笑)
実はaboutにはbe engaged inつまり「…に従事している」という
意味があります。what she is aboutは彼女が従事しているもの
つまり「自分のすること」もっと攻めて訳すと「やるべきこと」という
意味なのです。
ですから正解は「彼女は自分のすることを心得ている」という意味に
なります。英語で訳せばShe knows her business.ということです。

③This paintigs is after the style of Picasso.
これは例文を苦心したため若干おかしな文章になっております。
というのも、ここは皆が知っているafterが実は~の後でという意味
だけではないということが言いたかったのです。
afterには日本語でいう「~流」という意味もあります。
これを例文で考えるとあなたの生け花は草月流だ
とかいう文章になるのですが、それだと知っている人には
after the style of Sougetuが類推できて分かってしまうんです。
そこで苦し紛れにあるかないかわからない、ピカソ流なんていうものを
作ってしまいました。これには無理がありますが、問い方の都合上
仕方がないんです。訳すと「この絵はピカソ流だ」となります。

④We sailed due west.
これは分からなくても類推しやすかったかも知れません。
dueの問題ですね。
dueは「適当な、当然支払われるべき、到着予定で」
due toで「~のせいで」
というような多義語です。
しかし意外と知られていないのが due プラス方角で
真~となることです。
この場合だと「私たちは真西に向かって航海にでた。」という
意味になります。

⑤That is a tall story.
これは出題ミスだったかも知れません。
tallは背が高い→はみ出した→大げさな
と類推できてしまったかも知れません。
類推では分からない意外な意味というのが出題意図なので
それから考えると失敗作です。
tallが「大げさな」という意味を知らなくても解けてしまう可能性
の高い問題だからです。
解答は「それは大げさな話だ。」となります。

⑥Tom has a base mind.
baseといえば「基礎、基本」これは多くの人がすぐ思い浮かぶ
ことかもしれません。そのまま訳すと
「トムは基礎的なmindを持っている。」
基礎的なmind
あっ、そうか!常識のことかと考えて
「トムは常識人である。」と答えると間違いです。
まんまと罠に嵌っています(笑)
実はbaseにはmeanつまり「卑しい」という意味があります。
ですから答えは「トムは卑しい心をもっている。」となり
常識人とは全く逆の意味になってしまうんです[がく~(落胆した顔)]

以上がオマケの解説でしたが
本当は和訳だけ書いてさらっと終わるつもりが
結構長く書いてしまいました[たらーっ(汗)]
それではまた明日[手(パー)]

東大英語~少ない単語数で深く問う~ [英語学習]

東大の英語の問題というのは
私が受験生だったずっと前から
伝統的に
少ない語彙数で深い意味を問う。
もしくは前後関係、論理関係から類推させて
解かせるという問題が主流です。
例えば東大で英語の小説の問題がでたとします。
私は昔予備校で医学部英語を教えていたときに
著者が書いた原文と東大に使われた文章を照らし合せてみて
それで驚いたのですが
東大入試では著者オリジナルのまま文章を載せるのではなく
少しでも難しい単語があったらそれを平易に書き換えているんです[がく~(落胆した顔)]
しかも、それは一般的に言って難しい単語ではありません。
ここまでするのか…と思ったものです。
それくらい東大では語彙数は問われません。
非常に少ない語彙でも対応できます。
これは東大の国際化によって徐々に姿を変えようと
していますが、今のところ全体としてみれば変わっていません。

これには賛否両論あります。
弊害もあります。

意外だと思われるかも知れませんが
私は、英語は文法は簡単だが単語が多い言語なので
語彙は徹底的に増やすべきだと思っています。
ですから東大のように語彙数が少ない入試というのは
どうかと思います。

東大受験専門塾等に通う生徒を何人も教えたことがありますが
やはり語彙数が少なく、早慶レベルの英単語熟語
医学部レベルになると全く通用しません。
それに気付いたとき
焦って12月くらいから単語をいれ始めるんです。
東大に受かればいいのだから関係がない
と主張する生徒や塾もありますが
私はそれはどうかと思います。
でないからやらないという志の低さも気に入りません。

語彙数が少ない東大で何が起こるかというと
例えば英作文だと
日本語の内容を和文和訳して簡単な自分で知っている範囲の
単語で表せるように直してから英訳するのです。
確かに、そういう解釈力というのは必要です。
しかしその解釈が行き過ぎて平易に直し過ぎるのは
問題です。
それで出来上がる英文というのは
あからさまに外国人が書いた
稚拙な文章になってしまうのです。
減点されにくい簡単な構文、簡単な単語で
まあ解釈によってはそういう意味になるよね
という文章を書くのです。
私はこういう英作文を採点していると悲しくなります[もうやだ~(悲しい顔)]
日本語で書かれている和文は大人の文章、
難しい単語や表現が使われています。
その色といいましょうか、文体を勝手に変更して
小学生が書くような幼稚な英文に直して
意味的には同じことを表しているからそれでOKという風潮には疑問を感じます。
それは全て少ない語彙数で済ませようという浅はかな思想から始まっています。
まだ口語であれば許せます。しかし、書くとなると話は別です。
大学生になったらある程度大人の英文が書けてしかるべきだと思うのです。

簡単な日本語の例でいいますと
「すみません」という便利な日本語があります。
いこうと思えば「すみません」ひとことだけでも結構生活できます。
しかしそれは相手が好意的に解釈してくれて通じるというだけで
決して好ましい表現ではないんです。

受験生の皆さんには受ける大学に関係なく語彙はどんどん増やして
より豊かな英語表現を目指して欲しいです。

最後にオマケです。
散々語彙だ語彙だと言っておいて
こういう力も必要だという英文和訳の例を挙げておきたいと思います。
私の意図が伝わるでしょうか。
答えは明日くらいに書きます。和訳してみてください。

①He seems childish beside you.
②She knows what she is about.
③This paintigs is after the style of Picasso.
④We sailed due west.
⑤That is a tall story.
⑥Tom has a base mind.

英語と日本語の意味のズレ [英語学習]

今日からウィンブルドンテニスの放送がwowwowで始まります。
私は一昨年くらいから錦織選手を応援しています。
そんなテニスで
何年か前から「チャレンジ」という
審判の判定に対して
異議をとなえることのできる制度ができました。
このことからも分かるように
英語のchallengeには日本語のチャレンジのように
挑戦するというような肯定的なニュアンスはありません。
例えば私の身内が奮闘しているホームページ作りを
よ~し、ホームページ作りにチャレンジするぞ!
というのを
I will challenge to make a homepage.
と訳してしまうと
私はホームページ作りに対して抗議しよう
という訳のわからない文になってしまいます。
これを直すにはchallengeではなくtryを使えばOKです。
challengeは基本的には抗議をするという意味だというのは大切です。
まあ、私も日本語のチャレンジとして
挑戦するという意味でブログでも書いておりますが
本当は誤解を生むのでやめた方がいいです。

これ以外にも英作文の採点をしていて
日本語の意味で捉えてしまっている間違えは沢山あります。
いくつか例を挙げますと
「教育」と書いてあると何でもeducationと訳してしまいますが
educationは一般に教育機関が行うものをいいます。
例えば会社で社員教育をする場合はtrainingが適切ですし
新人教育ならばorientationでしょう。
あ!書きながら思い付きましたが自己啓発セミナーや自己啓発書
にenlightenmentを使うのもよくありません。宗教色の強いセミナーに
成ります(笑)単純にself-helpで構いません。

あと
「問題」と聞くと何でもproblemにするのも間違えです。
problemは全員に対して害を与える問題ですが
人によって害になったり利益になったりするものはissueです。
例えばshopliftingつまり万引きですが、これはproblemです。
しかし、raising taxつまり増税は国民にとってはつらいですが
国にとっては喜ばしいのでissueなんです。

なんだかこの手の違いは多いので書いていると次々に思いつき
止まらなくなりますが、長くなってしまいますので
最後にeffortです。
「努力」と書いてあると何でもeffortと訳しがちです。
これも日本語と英語の大きな違いがあります。
おそらく日本人は勤勉な民族なので努力という言葉に
肯定的な意味を持たせがちですが
英語ではその真逆で否定的なニュアンスが強いのです。
簡単に言うと失敗してしまったことが前提のように使います。
努力をしてくれたことに感謝する場合
Thank you for your effort.と言ってしまいそうですが
これを直訳すると「失敗したけど努力をしてくれてありがとう」
という意味になってしまいます。
成功したのであれば
Thank you for your hard work.としたほうがいいです。
これはどんどん例を書いた方が分かりやすいと思います。
「配達時間を短縮できるように努力しております。」
を、あ!!楽勝楽勝これは学校で習ったイディオム
make effortsまたはmake a effortを使えばいいんだ!なんて
We are making efforts to shorten our delivery time.
と訳したものなら大変です。お前は失敗を前提にやっているのか
という話です。直すと
We are working hard to shorten our delivery time.
これが日本語にピッタリとあっています。
effortは簡単に言うと「報われない努力」なのです。

当然
私が生徒に勉強ができるようになってほしい!!!!
と頑張って授業をしているのも
effortなんかでは絶対にありません!!!(笑)

今日はこの辺で終わりますが
まだまだ沢山ありますので機会を改めて書きます。
生徒の英作文を添削させてもらっていると
え~こんなの使っちゃう~と勉強になります。
生徒には大変感謝しております。

identityについて [英語学習]

青年期はidentityを確立する時期だと言われます。
identityとは何か?
これは中学生や高校生の英語の授業をしていると必ず
聞かれる家庭教師あるあるです。
なぜ聞かれるか
というと辞書に書いてある説明がよくわからないからです。

英和辞書には
identity…本人であること、同一人物であること、自己同一性
      同一であること
広辞苑には「人格における存在証明または同一性」

と書いてあります。
わかる人にはわかるのですが初学者や哲学を少しもかじったことのない
人にはさっぱりわからない説明です。

ですからこれに変わって
プロ家庭教師である私が
生徒からの質問責めにあうのです[ふらふら]

私は次のように説明しています。
あっ
因みに英和辞書に自己同一性と書いてありますが
正確には自我同一性です。
これは以下の説明を読んでいただければ納得がいくかと思います。

まず私たちには「私」を意味する言葉として
自我(エゴego)と自己(セルフself)というものがあります。
自我というのは自分に対する主観的な意識です。
簡単に言うと自分が勝手に思っている主観的な自分です。
自己というのは客観的に捉えた自分の存在です。
簡単に言うと他人から見える自分です。

小さい頃は自分について自分の主観でしか捉えられません。
つまりエゴイストなのです。
しかし年をとるとともに周りから自分がどう見られているか
つまり自己に気づき
自我と自己のズレに悩みます。勿論
そこでエゴを押し通しても誰も認めてはくれず
他人から見える客観的な自己を受け入れる必要がでてくるのです。
主観的な自我と客観的な自己が重なりあう、つまり同一性を持つ
それが自我同一性identityなのです。
よく言われる青年期のidentityの確立というのは
自我と自己の同一性を確立するということです。
簡単に言うと自分が思っている「私」と他人から思われている
「私」の折り合いをつけるということです。

大体このような説明をすると生徒は納得してくれます。
辞書で書いてある内容で勿論あってはいるのですが
ちょっと初学者にはわかりにくいと思います。

今後もこの質問は毎年受けることになりそうです(笑)

英語の情報構造について [英語学習]

前回英語には情報構造というものがあって
旧情報→新情報と一文の中で書かれるのが普通で
文末に旧情報である代名詞は書かない
とか
能動体と受動態は同じ意味ではないという話を書きました。

しかし
様々な文章を見て頂ければわかるように
文章全体として常に旧情報→新情報。その新情報が旧情報になり
また新情報という「しりとり型」の文書になっているわけではありません。

ただ、基本的に文章のつなぎ方はこの「しりとり型」に加えて
あと二つしかありません。
もう一つは「念押し型」、つまり同じ同じことを繰り返して強調するのです。
これは英語ではよくやります。その場合は文頭を揃えるのが一応ルールになっています。
Theyで始まる文章が二文続いていたら、それは同じ内容の繰り返しです。
そのルールを利用した入試問題も結構でてます。
後ろの文章に穴が開いていて、そこを埋めさせる問題です。
これは文章の構造を分かっていれば一発で解けます。

もう一つは「具体化」型です。
文末の新情報の特に形容詞の部分を次の文章で具体的に説明します。
これも入試にはよく出ます。
何故このようなことが起こるかというと英文を書く人は同じ単語を使うことを極力
避けるために様々な、特に形容詞を使います。その使い方が普段と違う場合が
よくあるので、形容詞部分を具体化して次の文章で説明することはよくあるのです。

[exclamation×2]
因みに「しりとり型」「念押し型」「具体化型」というのは私の造語です。
基本的に英語は「しりとり型」で書き適宜「念押し型」「具体化型」を使いながら
文章は書きすすめられています。nativeのしっかりとした教育を受けた方の文章ならば
間違いなくこの形に文章はなっています。またそういう文章しか基本的には入試にでません。

その他にも読解の助けとなる英語の暗黙のルールというのがあります。
それらをどんどん覚えることで英語は格段に読みやすくなります。
そもそも代名詞が何を指しているかというのは万人にわかるはずで
そうでなければ代名詞は使ってはいけないです。
この代名詞に関してルールと違う生徒の英作文を見ると
私はゾクゾクっと寒気がします(笑)
ただこういうことはあまり学校で習わないので仕方の無い面もありますが。
代名詞に関しては主語の代名詞
例えばTheyで始まる文章が書いてあれば、それがさせるものというのは
前の文章の主語か前文末の新情報のいずれかです。
これ以外を指示されるとチンプンカンプンです(笑)
特に主語のitは前文の主語、this/thatは前文の旧情報を指すという決まりがあります。

他にも英語の文章を書く暗黙のルールは沢山あります。
文末に書かれた分詞構文はかならず、その文章の主節の繰り返しになっています。
などなど…。
このようなルールは英語を沢山読めば自然と自然な形が身につきますし
また習うこともあるのでnativeには普通ですが
私たち日本人にとっては普通ではありません。
ですから日本語の読解力があるからといって
英語の「読解力」があるかといえば
実はそれはまた別の話なんです。

英語の論理構造 [英語学習]

私は英語の初学者に対して
単語と文法をしっかりやる
そうすれば英文は日本語と同じように読めるから
後は国語力があれば英語の問題は解けるのだ
という話をします。

しかし
本当のことを言うと
これだけでは英語の入試問題
特に難関校の問題は解けるように
なりません。また英語を理解したとは到底言えません。
ただ学習には段階というものが
あって最初のうちは文法をしっかりとやって
単語をかなり覚えないと
英語の論理構造だなんだという問題にすら
たどりつけません。
そのため私は軽い嘘をついて
単語や文法を勉強させるモチベーションを上げるのです。

確かに
単語や文法がわかり英文を全部日本語に訳せれば
後は国語の問題になる
というのは一つの真実ではあります。
しかし単語、文法ができて国語力があるだけでは
英語の問題は完全には解けないのです。
英語の論理構造、言いかえれば書き方の特徴
を学ばなければ本当の意味での英作文はできませんし
論理構造をつかれた入試問題は解きづらいです。

これは英語のnativeには当たり前と言うか
受けてきた教育によって自然と身についてしまっている
ことなので意識もされません。
英文に触れる機会が多かったので英文の持つ文章の特徴が
自然と身についてしまっているのです。
逆に私たち日本人は日本語に触れる機会が多いので
日本語の文章の特徴が知らずに身についてしまっています。
それをノンネイティヴの人達は顕在化して
学ぶ必要があるのです。

こんなことを書くと難しいような気がするかもしれませんが
英語の論理構造というのはいくつかの文章の論理構造パターンと
英語は必ず一文に一つ新情報が書かれ、それは文末に書かれるのだ
ということだけです。
その構造を守るために受動態があり、倒置があるのです。
学校では能動態と受動態は書きかえる練習をさせられるので
同じ意味を表しているような気になってしまいますが
それは全く違います。
英語は新しい情報は最後に書くのです。
語順を変えただけで伝わる内容は全く違うのです。
例えば
Yesterday,I went to Osaka.
という文章と
I went to Osaka, yesterday.
という文章、日本人にとっては大した違いはない同じ文章のような気がしますが
英語では全く違います。
最初の文章は誰かと話をしていて昨日どこかへ行っていたのは
もうはお互い了解済みで、それはどこかというと大阪なのだという
新情報が大阪だという文章です。
それに対して次の文章は私が大阪に行ったのはお互い了解済みで
それは昨日だったのだというのが新情報です。
そしてその新情報が了解され旧情報となり
旧情報→新情報
旧情報→新情報といわばしりとりのように書くのが英語の構造なのです。
英作文や長い文章を書かせるとnativeが書いたかそうでないかは
使っている単語云々ではなくて情報構造が守られているか否かで
はっきりとわかるのです。

更に例をあげれば
Who broke the window?
という質問に対して日本語に訳せば
Mary broke it.もIt was broken by Mary.もメアリーは割ったことに
変わりはないのですが
英語ではこれは決定的に違いMary broke it.と代名詞itで終わるような
文章はあり得ません。後者しか答えはあり得ないのです。
代名詞は既に出てきたもので新情報になり得ないからです。
英語は代名詞文化だと言われるように代名詞がたくさんあるのも
実はこの情報構造を守るためです。
本が一冊机にあるというのを
A book is on the desk.と書くのは間違えでThere is a book on the desk.
と書かなければいけないのもa bookは旧情報ではないからです。

長くなりすぎたのでこの辺で終わりにしますが
この特徴を掴めばリスニングや読解でどこに力点をおけばよいかは明らかで
英語という言語の本質が見えてきます。
情報構造や論理構造という視点で英語を学べば
難問と思われたものが単なる文化的な違いに過ぎないことに気づくはずです。
ですから
最終的に英語の論理構造を学ぶことが
私たちノンネイティヴには必要なのです。




英語で「連続した」の使い分け [英語学習]

このコーナーはかなり久しぶりです。
久しぶりにかけて
それとは真逆な「連続した」という英語の使い分けについて
書いてみたいと思います。
「連続した」と聞いて思い出す単語は
continuous,continual,constant,successive,consecutive
くらいでしょうか。
これらについて一語ずつ解説していきたいと思います。
特にcontinuousとcontinual,successiveとconsecutive
を対比して覚えるのがおススメです。

continuous…時間的空間的に連続していること。「絶え間ない」と訳すと上手くいくことが
         多いです。ついでに書いてしまうとこれとよく比較されるのがcontinualで
        こちらは「絶えず繰り返される」という意味です。
continuousは継続を表し、continualは途切れ途切れで反復するということ
        です。
        例文で確認すればこの二つの違いは明白です。
     The continuous rain made me feel melancholy.
(絶え間なく降る雨が私を憂鬱にさせた)
     We had continual earthquakes during those three days.
(その三日間の間地震は続いた。)
        数学でよく出てくるのは連続関数continuous functionです。
      大学数学で最初に習うのはC1級等ですが、continuousが念頭に置かれた
      Cです。

constant…辞書では「ひっきりなしの、繰り返し起こる」と書いてありcontinuous,continual
       と近いように誤解されるかも知れませんが、constantは日本語にもなっているように
       まさしく「一定」という意味です。一定温度constant temperatureのように使います。
       一定という意味が強いので「連続勝利」というような英語では使えません。
      数学では「定数」という意味です。

successive…「相次ぐ」という意味で感覚が開いていても連続していればOKです。
         例えば三日連続勝利というときに、その三試合は間を開けて行われた
         ものでも構いません。試合が五日前、三日前、今日とありその三試合を
         連続で勝った場合はsuccessiveが使え、次のような英語になります。 
       We won three successive games.
(我々は三試合連続勝利を収めた)

consecutive…こちらはsuccesiveと違い「間をおかずに」というニュアンスになります。
         ~日続けてという意味です。
        He went to the theater on five consecutive days.
(彼は五日続けてその劇場に足を運んだ。)
        どれだけ好きやねん!と突っ込みが入りそうですが(笑)

連続した言葉が聞き取れなくて音が歪んで聞えるんです
という場合の
「連続した」は一文字一文字で一つの単語例えば「さかな」という意味ならconsecutive
ですが、「私 は 学校 へ」という意味の単語単語の連続でしたらsuccessiveになるという
ことです。

それではまた
See you[手(パー)]
     

ネイティヴスピーカーと英語 [英語学習]

私は職業柄ネイティヴで英語を話してきた人に
英作文等を教える機会があります。
そこでよくあるトラブルについて今日は書いてみたいと思います。

まず、前提としてネイティヴスピーカーの英語はそれほど
正しくは使われていないということがあります。
日本人は何だか不思議な民族で、ネイティヴならば
そちらが正しい、間違えはないはずだと考えてしまいます。
ですから、最近は本当に不思議な英語が書かれる事態となっています。
逆の立場で考えればこれは明らかにおかしい話です。
私たち日本人ネイティヴスピーカー1億2000万人の中で
どれだけ正しい日本語を使い、書けるかという話です。
おそらく20%程度だと思います。外国ではおそらくこれよりも数値が低いです。
更に英語はスラングや国によって用法が異なるため
それはそれは大変なことになっているわけです。アメリカ人とイギリス人でも
使っている言葉の意味が分かりあえずトラブルなることは頻繁にあります。
況や他をや、です。

私が授業をやっていて困るのは
英語を普通に使ってきた人に
この英語は日常普通に使ってきたし、何の問題もないと
ごり押しされることです。
そういうときは懇切丁寧に文法のお話をし、説明するのですが
外国の方はプライドが高い人が多く
最終的には、なんで日本人のお前に英語のことでいちゃもんつけらなきゃ
ならないんだ、と叱られます。

はあ~、私の仕事は大変な仕事です…。
まあ、そこまで言うならそれで書いてみてください、きっとバツにされますから
…ということになるんです。
普段使っているから正しいという、とんでもない論理をごり押ししてくるんです。
大阪人が大阪弁で作文を書き、減点されたらキレているようなものです。
標準用法から外れたものは駄目なのです。

例をあげましょう。
これは、もう何度も何度もトラブったので
私のような立場の人には「あるある」だと思いますが
ネイティヴの人は前置詞を省略します。
省略といえば聞こえはいいかもしれませんが
前置詞に関していい加減です。覚えていないんです。
まあ、話している分にはそれで相手に通じる
から構いませんが…。でも、この前置詞なし作文をどうどうと書かれ
それを普段使っているから正しいんだとごり押ししてくるのには困ります。

例をあげると
会話でもなんでも非常によく見られるのが以下の文章でforを省略することです。
勿論、正式には絶対に省略してはいけません。完了形の根幹にかかわる部分だからです。
I have been in Japan for three years.のforを省略し、これは正しいのだと言われたことが
何度もありますが、勿論これはバツです。shallを使うか使わないかもよくあるトラブルの
一つです。日本ではイギリスとアメリカの中間用法のような英語が使われていることによる
トラブルです。その影響なのかネイティヴではかなりよく使う表現が日本の教育界では
あまり使われていないということもあります。
He arrived 30 minutes after the fire broke out.のような表現です。

言語というのは厄介なもので
皆が使うか使わないかで時代によって変わってきます。
間違えた用法、語句でも皆が使えば標準用法なのです。
たとえば
本当は独擅場(どくせんじょう)というのが正しいのですが
これを誰かが独壇場(どくだんじょう)と誤記したことによって
間違った用法が世の中に出回ってしまい
後者の方が広がりました。そして今や独壇場と普通に使いますし
辞書にまで掲載されるようになったのです。
実は私自身も間違えていると知りながら独擅場というと
相手に通じないのではないかと思って
仕方なく独壇場といいます。小学校の国語にまで独壇場は普通にでてくるので
これはもうただの誤記ではなく、一般用法だということです。
英語でも同じようなことが起きているので
どこで線を引いていいか、どう教えるかというのは非常に難しいです。

まあ
どんなに時代が進んでも
期間のforは私は絶対省略しませんが。
前置詞は英語文化の根源だと思うので正しく使えるよう
一生懸命勉強すべきなのです。

英作文に使える単語の使い分けPart4 [英語学習]

いよいよ今日でこのコーナーは終わりです。
実は先ほどパソコンの調子が悪くてひやっとしました。
でも、もう結構
いつおかしくなっても不思議ではありません。
そうしたらしばらく携帯電話から書くことになります。
そうするとこのコーナーが書けなくなりますので
この辺で一区切りをつけたいと思います。
何を今まで書いたか忘れかけてきているので
「忘れる」からいきましょう。

●忘れる
 忘却、失念する…forget
 物を置いてきてしまう…leave,leave~behind

●辞める
 引退する…retire from one's job
 中途退職する…leave one's company, quit one's job

●仕事
 賃金をもらう職…job
 経営する職…business
 業務…work(不可算名詞)

●休み
 休日…holiday
 休暇…vacation

●守る
 防衛する…protect,defend
 遵守する…observe,follow

●習慣
 個人の習慣…habit
 民族の慣例…custom

●おきる
  目覚める…wake,wake up,awake
  起き上がる…get up

●遊ぶ
 子供の遊び、勝負事…play
 付き合う…go around( with 人)
 怠ける…spend/waste one's time
 訪問する…go to see,come to see ,visit

●趣味
 道楽…interest,be interested in, like to do
 好み…taste
 hobbyは能動的かつ本格的なものに使う

●壊れている
 公共の大型機械…be out of order
 個人の機械…something is wrong with~,don't work

●壊す
 小さいものを粉々にする…break
 機能不全にする…damage
 突然建物などを倒壊する…destroy
 建物を計画的に撤去する…pull down,tear down
 台無しにする…spoil,ruin

●自慢する
 誇りに思う…be proud of/that節
 偉そうに言う…boast of/that節

●教える
 情報を言葉で短く伝達…tell
 情報を視覚的に伝達…show
 手間のかかることを教え込む…teach

●動く、動かす
 移動させる…move
作動する…work
 操作する…use/operate

以上で終わりです。
う~ん
パソコンの状態が心配です。

英作文に使える単語の使い分けPart3 [英語学習]

このコーナーは今日を含めて後二回で終わりです。
まあ、本当はもっと書けますが
この辺で一区切りをつけて、他の英語のネタも書いてみたいと思います。
それでは早速いってみましょう!


●似合う
 物に似合う…match,go with~
 人に似合う…suit, 人 looks nice in~

●近くの
 前置詞として…near
 形容詞として「近距離の」…near
 形容詞として「近所の」…nearby

●勝つ
 試合などが目的語…win(これはgetと同じ意味と考えてよい、勝つというのは
                 あまり良い訳ではない)
 人に勝つ…beat

●貸す、借りる
 無料で個人的に貸す…lend 人+物
           借りる…borrow物 +from+人
 有料で貸す…rent 人+物
     借りる…rent +物 from 人
 その場で使う…use

●調べる
 調査する…examine
 見つけ出す…look up
 使う…use

●似ている
 子供が親に似ている…take after
 他人で似ている…be alike in appearance(外見)
                    character(性格など内面)

●許す
 勘弁する…excuse/forgive 人 for …ing
 許可する…permit/allow 人 to do

●最近
 ここ短期間の間(現在形)…these days,nowadays
 数日前(過去形・現在完了形)…lately,recently

●乗る
 乗り込む…get on, get into
 利用する…take,use

●使う
 有益に活用する…use
 浪費する…spend/waste お金 on物
        spend/waste 時間 (in)~ing

●休む
 休憩する…take a rest
 いない(不在)…be absent
 急遽行かない…don't go to~,stay away from~
 休暇をとる…take 日数 off

●真夜中
 午前零時…at midnight
 夜遅く…late at night, in the middle of the night

今日はこの辺で[手(パー)]
私は自分のブログを読み返すことはほぼないのですが
たまに間違えて(笑)
見てしまうと
最近随分一つ一つの記事が長いような気がします。
…というか元々長かったものが
受験期になると異様に短くなるのでしょうか。
まあ、仕事が第一なので仕方がありませんが…

全く関係ない話ですが
いつも五時に自然に起きる私が
今朝は何故か
四時に起床です。

英作文に使える単語の使い分けPart2 [英語学習]

あまり間隔をあけると何を書いたか覚えておらず
結局頓挫する運命にあるので
早めに書くことにしました。
昨日生徒にも英語の記事だけが楽しみだ
と言われました(笑)ので
このシリーズはPart4くらいまでは頑張って書こうと思います。
それでは時間が許す限り、
思いつく限りのものを書いてみたいと思います。
このコーナーは日本語を英訳するときに
日本語の意味と英語の意味の幅の違いで誤答を生みやすいものを
書いています。

●恥ずかしい
 倫理的に恥じる…be ashame of/that節
 照れる…be shy
 途方に暮れる…be embarrassed

●かく
 文字を書く…write
 書式を埋める…fill out
 単色で描く…draw
色をつけて描く…paint

●広い
 幅広い…wide,broad
 面積が大きい…large

●喧嘩する
 殴り合いの喧嘩…fight
 口げんか…quarrel,argue

●約
 ~に近く…nearly,almost
 ~あまり…barely
 約…about

●近所
 隣人…neighbor
 近隣地区…neighborhood
 近所の…neighboring

●初めて
 最初のうち…at first
 第一回目…(動詞の直前)first
         (文末)for the first time

●方法
 究極の目的を達するためにする方法…the way to do
 日常的にやっている方法…the way of ~ing

●~に行く
 場所…go to 場所
 目的…go for 名詞 in/on/at 場所
     go ~ing in/on/at 場所
 旅行の種類…go on 種類

●出る
  世の中に出現する…come out
  応答する…answer

とりあえず
このくらいで今日はお終いです。
今日の範囲で言うとdrawとpaintの使い分けができていない
受験生が結構多いです。
英作文は高校生の間には厳密に書けなくてもいいとは言え
やはり看過できない間違いはあり
それは当然減点されますので気をつけてください。
それではまた[手(パー)]

英作文に使える単語の使い分けPart1 [英語学習]

国立大学入試では英作文は必須です。
非常に長い文章を書かされることもあります。
その中で最低限気をつけなければいけない
単語の使い分けというのがあります。
それは日本語の意味の幅と英語の意味の幅にずれがあるために
誤答してしまうものです。
有名な例をあげると
日本語では
「トイレをお借りしてよろしいでしょうか?」
といいますが、英語ではborrowや当然rentは使えない
ということです。この場合は英語ではuseを使います。
また
英作文で「気にする」という日本語が書いてあったとします。
そういうときにこの「気にする」が「関心を持つ」という意味ならcare aboutを使うべきですし
「心配する」という意味なら worry about やbe anxious aboutを使うべきなのです。
このような英作文で役に立つ使い分けを例文はなしに
パーっと思いつくままに書きならべてみよう、というのがこのコーナーです。


●はやく 
 速く…fast(速度)、quickly(ぐずぐずしないで)
 早く…early(絶対的)、soon(相対的)

●見る
 見える…see(進行形不可)
 見つめる…look at
 見守る…watch

●聞く
  聞こえる…hear+O+C
  噂で聞く…hear that節
  耳を傾ける…listen to

●予約
  席取り…make a ~(hotel,train,flight,dinnerなど)
             reservation for 時刻
        book 物 for 時刻
 会ってもらう…make an appointment with 人 at 時刻

●影
  物の影…the shadow of~
  日蔭で…in the shade

●知っている
  よく知っている…know 目的語 very well
  ちょっと知っている…know something about 目的語
  あまり知らない…know little about 目的語
  全然知らない…don't know 目的語

●酔う
  お酒に酔う…get drunk
船酔い…get seasick

●普通の
  良くも悪くもない…average,ordinary
異常ではない…normal

●期待する
  (当然)期待する…expect 人to不定詞、expect that節
  期待する…hope that節 hope for 人 to不定詞

●最後に
  とうとう~しなかった…at last
結局~しなかった…after all

●消す
  スイッチで消す…turn off
火を消す…put out
擦って消す…rub out
  取り除く…remove

●なおす
 病気を治す…cure
 怪我を治す…heal
 機械を直す…repair
繕う…mend
 修正する…correct
 元の位置に戻す(ネクタイ、お化粧、髪の乱れ)…fix

●裸の
 全身裸ではずかしいもの…naked
 恥ずかしくないものが裸である…bare

●わかる
 人が内容を理解する…understand
人が知る、気づく…learn,find,realize
 人が見分ける…recognize
人、物が~だと判明する…turn out,prove

●危うく
 危うく~しそうになる…almost,nearly
 危うく(やっとのことで)~した…barely,narrowly

●面白い
 興味深い…interesting
 滑稽な…funny
わくわくする…exiting

●発達
 開発…development
発達…progress,advancement

●出会う
 偶然に一方的に見かける…see人
 偶然に出会う…meet 人by chance
 約束して会う…meet/see each other
 初めて会う…meet
障害や困難に遭う…meet with 物、be caught in物

●道
 道筋…way
 車道…road
 車も人も通り買い物したりもできるところ…street

●飲む
 コップに口をつけて飲む…drink
 スープを飲む…eat
 薬を飲む…take

はあ~
疲れてきました。
とりあえずpart1はこんなところでしょうか。
なんの脈絡もなく書いているため
もしかしたらPart2以降でかぶるかも知れません。
私は自分のブログは一切読み返しませんので
もしかぶっていた場合、それだけ重要だと解釈してください(笑)

今日は二コマしか授業がないので
それほど忙しくもありませんが
明日から結構忙しく
特に土曜日は朝7:30スタート
という授業が始まりますので
六時台に家をでるために
ブログがあまり書けないかもしれません。
まあ
新しい生活スタイルに慣れてくれば
うまくこなせていけると思いますが…


よくある英語のミス [英語学習]

昨晩は本当にぐっすり寝ました。
朝からすっきりとしています。
ただ…本格的に寒くなってきました。

今日は午前中の生徒が病欠のため
お昼からの授業です。
そのためブログを書く時間ができたので
たまには英語ネタでも書いてみたいと思います。

私が授業していてどんなレベルの生徒でも
似たような間違いがあります。
それはスペルミスです。

代表的なのは過去形、過去分詞形になると子音を重ねるものです。
prefer→preferred
compel→compelled
control→controlled
occur→occurred
などです。
東大でも最近語句を変化させて当てはめる問題が出題されます。
まだ出ていませんがこの辺の単語がでるとミスをする人が多いかもしれません。

同様に派生語でスペルを注意しなければならないものもあります。
pronounce→pronunciation
curious→curiosity
maintain→maintenance
despair→desperate
などなどです。
こちらは沢山あります。
ネイティヴでも結構この手のスペリングミスは見かけます。
まあ、日本語ネイティヴの私たちもしょっちゅう漢字ミスはしますので
人のことは言えませんが(笑)

他にも授業で見ているとスペルミスの原因は沢山あります。
mの重ね忘れ
例えばaccommodate,immediatelyなどです。

記述試験では要注意です。
気づかないうちに思わぬ部分で1点減点されている
ということもあるかも知れません。

語法はグルーピングして覚える [英語学習]

なんだか眠れませんので
ブログを書いてしまおうと思います。

英語というのは構造語なので
語法を知らないと何の意味もありませんし
英語が書けません。
これが日本語とは大きく異なる点です。
例えばexpect…期待する
と覚えたところでthat節をとれるのか、とか
SVOthatはとれるのか否かなどを知らないと英語は書けません。
勿論将来的には文章を読みながら
その中で語法を覚えていくのが理想ですが
基礎の段階ではしっかりと暗記することが大切です。

そこで私がおススメするのは「グルーピング」して覚えるということです。
一例をあげましょう。

SVOtoV型動詞というものがあります。
I want you to sutdy English. 私はあなたに英語を勉強して欲しい
というように「Oがこれから~するようVする」という意味になるものです。
ところがこの形をとる単語をただ書きならべて覚えても仕方がないのです。
これをしっかりグルーピングすることが重要です。
例えば
SVOtoV型動詞の中で
①SVthat節に変換可能なもの…ask,expect,order,urge,require,request
                   that節の中はshould原型と仮定法現在になるものがあるので注
②SVthat節に変換不可能なもの…allow,force,compel,oblige,cause,permit,drive,enable
encourage,get,help,want,like,leave
③SVOthat節に変換可能なもの…tell,remind,warn,persuade,teach,convince,advise

とまとめておいた方が効果的です。
これが分かれば次のような問題もササッと解けます。
My wife repeatedly ( ) smoking.
①orderd not ②urged me stop ③urged me to stop
④orderd that I should not
問答無用で答えは③です。

このように語法はグルーピングしながら頭にストックしていくと
効率がいいと思います。
語法だけでなく単語でやっても構いません。

例えばget to 到着する
       at 達する、手に入れる、理解する
       away with うまくやってのける
       down to business 仕事にとりかかる
       off 降りる
       on バス、電車に乗る
       over 克服する
       through 終える、人と話が通じる
       rid of 取り除く
       near to近づく
のようにまとめたり

料金シリ~ズと言いながら
       fare 乗り物の運賃
       fine 罰金=penalty
fee 専門職、学校に払う料金
       charge サービスに対して支払う料金
       toll 道路などの通行料金
       price 品物の値段
という風にまとめるのは
非常に効果的だと思います。
自分で色々なシリーズを作りながら勉強するのもなかなか楽しいものです。




英語で「欠点」の使い分け [英語学習]

本当に久しぶりにこのコーナーを書きます。
楽しみにされていた方(そんな人はいないかも知れませんが)
お待たせしました。

先日
授業で英作文をやっていたら
使い分けができていないので
やはりこのようなコーナーは必要だと思いました。
その時に間違えた「欠点」の使い分けについて
今日は書いてみたいと思います。

英語で「欠点」といえばfault,shortcoming,defectという
三つの使いわけが基本となります。
あと少し難易度の高い単語ですとflaw
これは元々宝石や陶器などの傷のことで
それを性格などの欠点という意味で使います。
他にはtroubleやweaknessがそれぞれ文脈によって欠点という
意味になります。
あっ[あせあせ(飛び散る汗)]
でも
「あなたの欠点は~なのよ」で
The trouble with you is that~は記憶に値すると思います。
それでは先にあげた三語について説明します。

fault…性格上、習慣などの欠点で、人や物にも使えます。
    しかも欠点の度合いとしては比較てき軽度のもので
    責められるべきものではないくらいの欠点です。
    テニスで使われるフォルトがまさにこれです。
    フォルトが致命的なミス、欠点という意味だったら選手も
    へこみますよね(笑)。熟語としてはfind fault with で粗探しをする
    というのが有名ですし、「私が悪いんです」というときは
    That's my fault.でこれも軽めの欠点、ミスのときに使うんです。
    重大な間違いを犯したときに言うと……
    人によると思いますが、怒られると思います。

  Her greatest fault is that she do nothing but complain.
彼女の一番の欠点は不満ばかり言うことだ。

shortcoming…こちらは主に人の欠点です。短所と訳して構いません。
          これもfault同様軽い欠陥です。faultよりも堅い感じが私はしますが。
  
   She has too many shortcomings to depend on her.
彼女は欠点が多すぎて頼りにならない

defect…これは人にも物にも使われますが、この中では一番重い欠点、欠陥
     という意味で使われます。製品に欠陥があるので回収します、というような
     笑えない欠陥です。因みに欠陥商品はそのままdefective goodsと訳します。
      
   There is a major defect in our computer system which needs immediate attention.
わが社のコンピュータには重大な欠陥があり、早急に対処する必要があります。

 
  今回は欠点について書いてみました。
まずはfaultとdefectをしっかり使い分けるようにしてみてください。
それではまた次回
See you[手(パー)]

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