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現実に即した戦い方 [家庭教師のお仕事]

受験というのは
非常に戦略的なものです。
学力があれば合格できる
というわけでもないんです。
様々な要素を総合して
合格点をいかにとるか
という勝負です。

その中で
拾うものよりも
捨てるものの方が多いし
大切だ
というのは
私の受験を15年以上戦ってきた結論です。

誰にでもわかるような
理想のカリキュラム
理想の授業
理想の勉強法
それは勿論私にもあります。
こういう風にすれば
合格する確率を上げることができる
という黄金律みたいなものが

しかし…そんな黄金律
今まで
何人の生徒に適用出来たでしょうか…
それができる理想的な生徒などまずいません。

生徒は十人十色
様々な問題を抱えています。
体調が整わなかったり、集中力がなかったり
宿題をやらなかったり…

それを黄金律に合わせるために
ごり押しでやれ、やれ、やれ
効率が悪くなるから
効率のいい方法でやれ、やれ、やれ

何万回叫んでも
私の声が枯れ、生徒の精神が荒むだけなんです。

これは
少し人生で考えてみればわかります。
人生で成功する黄金律
そんなものをできるひとは100万人に一人もいないわけです。
それぞれがそれぞれの
問題を抱えながらも、
何とか自分のできる範囲で
成功するようにする。
それが人生というもので、
決まった王道を歩ける人など
皆無なんです。
受験も同じです。

できないことを嘆くよりも
できる一つのことを百にしよう

というのが
私の基本的なスタンスです。

長所を活かせば
短所があっても合格できるのが受験なんです。
合格点は満点ではありません。
満点は必要ないんです。
それぞれが
それぞれの登り方で合格を目指せばいいんです。

ですから
私は生徒の最低限の無理強いしかしません。
基本的に生徒のやりたいようにやらせて
その中で要所要所は締めて
その中で最適解を見つけていくんです。

今、ある現実から目をそらして
理想の方法を目指しても
仕方がないです。
仕方がないというよりも
そんなに理想を追求しすぎなくても合格はできるんです。

理想に固執するあまり
ただでさえ
かなりのストレスを抱えている受験生に
さらなるストレスを与えるのは最悪です。
受験を離れても残るような
精神的な何かを残してしまいます。
そこから合格後、大変なことになる
というのは
この業界あるあるです。

基本的に
怒ったり、極度な無理強いしなければならないのは
教える側の努力が足りないというのが大きいです。
勿論
志望校のレベルと現状を照らし合わせて
最低限の無理というのは
あります。
しかしそれは
志望校を立てている
生徒本人とよく話し合って納得してもらえば解決します。

自分の型を
生徒にゴリ押しで押し付けると
まず失敗すると思います。
もし、その型が生徒に本当に必要なことならば
遠回りでもいいので
沢山の躓きを経験させるです。
それに
よって生徒が心から
自分の型、レールに乗ってくれるのを
待つしかないんです。

待つ
これが本当に大切で難しいことです。


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コメント 2

ラストダンス

いろいろな意味で、とても勉強になりました。
ありがとうございます。
by ラストダンス (2016-12-07 05:23) 

読者

大変勉強になりました。
どうしても受験が迫るこの時期
子供のできない部分ばかりが目につき叱って
しまいます。猛省しています。
by 読者 (2016-12-07 18:15) 

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